私は、フィリピン、ネグロス島Dumagueteに住んでいます。ここは、フィリピンでも定年退職後に住みたい街ナンバーワンであり、多くの外国人（特に退職した欧米人）が多数住んでいます。またフィリピン国内では珍しくキリスト教のプロテスタント系、シリマン大学が街の中心となっているため、今のところはカジノやKTV（フィリピンパブみたいなところ）がなく、治安もよい状態です。
また、人口比で大学や私立の学校数が多く、外国人の受け入れにも積極的です。特に短期でも外国人を受け入れてくれる小学校中学校が複数あり、英語があまり得意ではない子どもたちにも親切です。
欧米の有名なインターなどはありませんが、フィリピンで英語教育が母国語と同じようにされているため、英語の環境として他の東南アジアの国に比べて見劣りするということはまったくありません。また、普通の人たちも英語を話す（普段はビサヤ語）ので生活もしやすいと思います。
セブとは違って大きなモールもないのですが、安全にのびのびと暮らすことを重視するならDumagueteはベストな環境と言えるでしょう。セブまでは長距離バスを使って5時間、夜行フェリーなどもあり、わりと気軽に遊びにいけます。自然が好きならボホール島やシキホール島にも近く、マニラには飛行機で1時間ちょっとです。
教育移住（留学）を考えたときは、お子さんやご家族とよく話し合ってください。特にフィリピンの教育は日本の教育と比べるとほとんどの場合かなり程度が低いです。そのため、将来的に日本で進学する可能性があるのであれば、あまり長期的な滞在はおススメしません。逆に、「日本での進学は考えない」ということであれば、本格的に住んでしまうことをおススメたいです。
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